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思い出補正、べつに思い出関係ない説

2ちゃんねるなんて大体そんなもんだけど、「〇〇の最高傑作は〜」みたいなスレは群を抜いて俺の怒りの琴線に触れてくる。さっきチンポジを直した手で俺のハープに触らないでくれ(これ誤用らしい)。

そういうスレでは大抵「思い出補正」という単語が登場する。昔見た作品が今見たら微妙という現象は確かに確実に存在するけど、なんか「思い出補正」とか言ってくるやつはムカつくんだよな〜と思っていた。これに対抗しようとして「思い出補正がかかるようなところも作品の魅力のうち」みたいな意見言う奴の人生は完全に嘘っぱちだと思う。去ね。断食しろ。

2017年(新年あけましておめでとうございます)にもなってくるとそういう表現じたいも下火になってきた気がする。俺が2ちゃんねるを見ないだけかもしれない。お風呂の中で思い出補正について考えてたら140文字にまとまらなかったのでブログに書こうと思いました。小学校の自由研究の"動機"に苦戦してたのなんだったんだろうね。

 

ゲームにせよアニメにせよマンガにせよ映画にせよお笑いにせよテレビにせよ、まあ創作に限らないのかもしれないけど、ものごとにある程度詳しくなると「こう来たら大体こうだな」というパターンが自分の頭の中で組み立てられてくる。それと照らし合わせて「これはこのパターンだな〜」とか「ここは外してきたな〜」とか「これは安易すぎる〜」とかいう分析的な視点を持つことができる人が偉いと思う。ハトポポコのアイコンでハトポポコみたいな絵の漫画を買いまくってサイコーとか言ってる人みたいな「それはもうそういうのが好きなだけじゃん」はクソ。ポケモンの最新作をやったゲーム好きの人が「ポケモンは通常の戦闘がつまらないのにゲームとして面白いのですごい」みたいなことを言っていてすげ〜と思った。

 

しかし素人はそういう視点が出来上がっていない状態でゲームならゲームをプレイしなきゃいけない。パターンに乗っ取った部分すらその作品の"おもしろさ"の一部に換算してしまうし、いちいち新鮮な気持ちで作品を見ることになる。子どもの頃はノンスタイルとかめちゃくちゃ面白かったじゃないですか。今見ると「上手いなあ」ぐらいだけど力は認めざるを得ないという感じがある。石田がお笑いツウや同業者は相手にしてないって言ってるのを観てなるほどと思った。

「思い出補正」とか「思い出補正がかかるような点も魅力」みたいな言い回しは、こういう鑑賞の仕方をした作品について後から思い出した場合に起こると思う。すごく"パターンとかではない"作品に見えるから。

ただ、思い出要素が0とは言い切れませんね。

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パターンに照らし合わせずにものごとを見ることができれば、新鮮に、よいものに感じられることのストライクゾーンが広くなるだろう。でも創作のうえでの問題意識を共有する→ここをそういうふうに乗り越えるんだ、みたいな驚きにはたどり着けない。どちらの視点においても死角はあるというか。レビューは☆3つないし4つに抑えておきつつ、「でもやっぱり俺の思い出の作品ですね」とかちょろっと書いとくのが正しい。ジジイだけど。

M-1は「競技なのだから時間内にボケとツッコミをできるだけ多く詰め込むべき」という課題と「ボケとツッコミを詰め込んだだけの"競技用漫才"には違和感を持つべき」という課題を同時に乗り越えなきゃいけない、という文脈があって、そこを解決する発想力バランス感覚、さらに漫才のうまさ単に笑えるかどうか、話として聞きたいものか(俺はここが重要だと思うんですけど今回は関係ないです)、みたいなところがあるので見ていて面白い。国民ワラテン的なお笑いに民主主義を持ち込む感覚とか「漫才に順位はつけられない」とか正しいようで正しくなくて、要するに"思い出補正を差し引いてない人"が全部選んじゃってる状態です。彼らとしては感覚的に「面白い・面白くない」のみで観れるし、確かにトレンディエンジェル1番笑ったもんなみたいな結論になる。納得いかなかったけど。

だからと言って、M-1はよい番組ですね〜ということは否定できないというか。「表面的には分かりやすいけど熱心に見てくれる人なら工夫がわかる」というようなものが評価されていて、それを手がかりにしつつパターンを掴めていけるような感じになっている状態がすごくいいと思っています。

 

「順列組み合わせ」だとか「主題と形式の一致」みたいな部分でつまずきまくっていたのですが、そんなけちな話ではない気もする。「解体できない」「パターンに組み込まれない」ような作品を目指せば目指すほど分析的な鑑賞者のみに向けた作品を作ってしまっている感じもある。メタ的なやり方がどんどんパターンに回収されてしまう。うまいこと作れないもんですかね。2017年は何かしら創作ごとをしてみたいですね。今年もよろしくお願いしますと、新年の挨拶で締めさせていただきます。

 

てか、冬休み終わるの、やだ〜 笑

 

嫌すぐる〜笑

 

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バァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(銅鑼を叩く音)

 

 

隣の人「うるせえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

俺「うぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん;;」

 

(おわり)